おくりびと [DVD]
- 参考になった度とは・・・
- Amazon.co.jp でレビューが「参考になった」と投票した人の割合です
カスタマーレビュー
ただいま 全て の中から 発売日以降 で 星4つ ののレビューを表示中
予約して発売日の今日、見ました。
5人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
個人的には想像していたものよりも良かったです。
近年の日本映画にありがちな、変な奇抜さや、2時間ドラマぽさが無く
非常に好感が持てる演出でした。
特に本木・広末の夫婦役は非常に爽やかで、全く嫌味がなく、同世代夫婦のお手本といった感じで、凄く良かったです。
映画というよりも、納棺士として様々な人々の人生に触れるといった感じで、一話完結のテレビドラマシリーズでも人気が出るのでは?と思いました。
観ました。
6人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
なるほど。
他のレビュアーさんのコメントを見て
納棺師の歴史を知りました。
家族や友人から葬儀関連業への差別が描かれておりますが
まぎれもない事実だと思います。
映画の内容は傑作とは言わないまでも
素晴らしい作品だと思います。
アカデミー賞受賞はめでたいことですが
個人的には、他のノミネート作見てみないと
分からないので
「さすが、アカデミー賞受賞作!」
とは思えませんでした。
ただ、この映画の功績は素晴らしいと思います。
本木さんの企画への思いが、アカデミー賞ですからね。
葬儀ビジネスへのイメージアップへの貢献もすごいことでしょう。
気持ちの伝え方
9人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この作品は、私は「石文」の話だと思いました。相手に気持ちを伝えるのに饒舌な言葉は要らない(言葉はしばしば無益であり、時には障害ともなり得る)ただし、分かってくれと念じるだけではだめで、相手にその気持ちを表示しないといけない。そんなメッセージを私は受け取りました。こわばった手から石がこぼれ落ちた場面で、涙しました。
納棺の仕事に関して言えば、人生の最後をきれいに整えて送ってあげよう、という行為は大切だと思います。しかし、その行為がまるでお茶の作法の様に形式化される事には少々違和感を感じました。この儀式化された納棺師の所作が外国人のexoticismを刺激した事が受賞の主因ではなかろうと思いますが。
よく出来た映画ではあるが、名画だろうか。
20人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
絶賛されている作品だけに、厳しい評価をさせてもらうと、視点、切り口の斬新さと観客の心理をつかむ展開は素晴らしいが、ストーリーそのものは凡庸で新鮮味はなく、何度も観たくなるような、心に残る名画ではないように感じた。
特に前半30分ほどは、「旅のお手伝い、NKエージェント」などの先の読めるの底の浅い笑いや、広末涼子の的外れの演技で「このまま最後まで観るのはつらいな」と思った程である。
しかし、これは巧みな伏線なのだろう。まともに「死」と向き合うシリアスな映画では重過ぎる。演技も皆が皆、名演技ではかえって息苦しいかもしれない。一人くらいミスキャストでも、かえって全体としてはまとまるのかも。
納棺の儀は、本木の美しい所作に思わずみとれるが、実際に私自身も体験したがあれが納棺の正当の儀式ではないと思われる。外国人にとっては、これが日本の伝統ある儀式と思われるかもしれない。
他に細かいことだが、一人暮らしの老人がなくなり、納棺する場面があったが、現場から遺体を運ぶことを納棺師がするのだろうか。また仮にそうだとして、強烈な腐敗臭は衣服に染み付いき、風呂屋で身体を洗っても服を着替えなければ同じこと。(全体からみればつまらぬことではあるが)
さて、映画全体の出来栄えはよく、徐々に映画の中に引き込まれ、心憎いほど心の琴線にふれ思わず落涙した。一度は鑑賞すべき価値ある映画である。
償い
10人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
見ている間中涙が止まらなかった
主人公の年代的に近かったから感情移入してしまったのかも
見終わった後に身近な人に優しくしなきゃって思った
とりあえずキッチンの掃除してみた
意味があるかどうかは解らないけど
なんの償いにもならないかもしれないけど・・・・
死があるから、生が美しく輝くのかな?
5人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
2回観ました。
人はいつか死にます。
その時は、50年先かもしれないし、明日かもしれないし、この感想を書き終える前かもしれない。
死を身近に感じられない世代に僕もいます。死がリアルじゃないから、生もリアルじゃないのかもしれない。
死を感じるから、生を愛おしく思うんだろう。
僕はこの作品を見ながら、父と母を思い出しました。
この作品のワンシーン。
お別れに額を拭いてあげるシーン。
一瞬のシーンだけど、そこには永遠の時間が必要なくらいに思い出がある。
額を拭くわずかな時間に、思い出が巡り、永遠の時間が流れたように感じました。
死があるから、生がある今を大事に、家族を大事にしたいと思います。
表面の感動だけでは勿体無い。
193人中、170人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
とある宗派の一僧侶です。
映画館で観る機会がありましたので映画の私感とお考え下さい。
語弊を恐れずに言わせて頂きますが、この作品に於いて既に予告やテレビ等で紹介されている有名な、いわゆる”泣ける”シーンは飾りにしか過ぎません。否、良いシーンではあるのですが、それらを表とするなら、この作品の神髄は裏の場面、即ち山崎努や笹野高史ら脇役の場面にこそあるように思います。
「ちゃんと持て!!」
「旨いんだよなぁ。困ったことに」
「また合おうのぉ」
「わし、燃やすのが上手ですけぇ」
観に来ていたおっちゃんおばちゃん達は笑ってましたが、実はとても重い場面。
原作と言われる本の著者が映画との方向性の違いからクレジット掲載を拒否したのは有名な話ですが、それでも映画には一定の評価をしておられます。でも、もしここを軽く扱われていたら原作者は激怒では済まなかったのではないでしょうか。そればかりか宗教(「仏教」ではありません。「宗教」です。)に携わる者の評価も散々なことになっていたでしょう。 しかしこれらの場面での俳優の方々の所作を見ると、 監督がとても大事なシーンと捉えていることが分かります。 商業映画での宗教的な表現は様々な理由からとても難しいのですが、こういう話である以上、宗教性と完全に切り離すことは出来ません。 映画の大衆性と原作の宗教的メッセージ性の二律背反の中で 辿り着いた着地点がこれらのシーンだったのではないかと思います。
この他にも社長と主人公の最初の対面、 社長の主人公の清櫃の動作を見つめる表情、 某所職員笹野と風呂屋のばあちゃん吉行和子との会話等、 一見何でもないシーンにこの映画が本当に伝えたいものが込められています。
すでに観た方もこれから観る方もそれらに注目してこの映画を観ると世間の評判とはまた違ったこの映画の側面が見えてくると思います。
結論としてとても良い映画でした。
☆4つとしたのは、宗教的な観点ではどうしても大衆映画の限界を感じるためです。
求めても無理なことは分かっているのですが…
最後に、家族3人で感想を話していた際、父が 「納棺師を頼む人が増えなければいいがなあ」とぽつりと言ったのが印象深いです。 これは単に映画を見て影響される人が増えることを気にしているのではなく、 元々納棺は家族が行っていたことの意義を薄れさせてしまわないかという懸念からの言葉でした。
この映画が、現代社会で死にかけていた「そこにある『死』=生」に 光を当ててくれたことは喜ぶべきことですが、その『死』を丸投げして自分たちは高見の見物を決め込んでしまう風潮だけは作らないように現代に生きる全員が努めていかなければならないと感じる、そんな映画でした。
何回観ても泣ける・・・
6人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
劇場で予告編を観た時から気になっていた作品で、アカデミー賞にノミネートされたのをきっかけに劇場に足を運びました。そして感動!DVDが出るのを知っていち早く予約しました。
何回みても感動を覚え、もっくんの美しすぎる手の動きにくぎ付けです。
鶏肉とビデオ撮影
8人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
主人公がビデオ撮影で遺体の役をやらされたり、つぶしたばかりの鶏肉を見て嘔吐しそうになり、恐怖を鎮めようと妻にむしゃぶりつくシーンには、実感がよく解るだけに思わず吹き出してしまった。そして、笑いながらも内心しんみりしてしまう。
山崎努の台詞「うまいんだなぁ、これが。困ったことに」も非常に印象的だった。
妻が主人公に言う言葉「汚らわしい!」と、遺族が納棺師を罵る言葉「おまえら死人で食ってるんだろう!」には大いに考えさせられた。
我々は死を嫌うあまり、死に関係する仕事を汚らわしいとか、恥ずかしいとか、忌まわしいとか思ってしまうが、そうした偏見がいかに自分勝手で浅はかであるか、この映画を観てよく解った。そして私自身、反省させられた。
納棺師というのは、なくてはならない大切な仕事であること。死は誰にでも必ず訪れるものであり、我々は死というものにもっと真剣に向き合わねばならないということ。死を見つめてこそ、限りある命を大切に出来、意義ある人生を送れるということ。さらに、そんな当り前の事を普段は忘れているということ。
四季の移ろいと美しいメロディーに載せて綴られる、生きることへのメッセージ。しみじみと味わい深く、確かに「良い」作品である。
おくりびとについて
4人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
話題の映画をもう一度みたいと思い購入しました。
アマゾンでは安くなるので本当にありがたいです。
また迅速ですぐに楽しむことができました。
映画はやはり見るたびに発見があり、日本を代表するような
この作品を手元におけるのは嬉しいことです。
またおまけの撮影裏話的なものは大変貴重な映像でした。
うまい!
7人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
なるほど、見事に計算され尽くした傑作。理屈抜きに感動させる……のではなく、あくまでも理屈で感動させている。さまざまなエピソードがバランスよく配置され、しっかりと収束する、いわば「もののあはれ」の映画ではなく、「いとをかし」の映画と言ったらいいだろうか。
構成の妙と、その理屈の部分が理解され、アカデミーの外国語映画賞という評価を得たのか、情感的な面は非常に日本人的で、そう簡単にアメリカ人に理解できるとは思えない。本木雅弘の寡黙な演技がいかにも東洋的に移ったのかもしれない。もちろん、日本映画がアメリカで評価されたことは嬉しいが、ひょっとすると日本国内での評価が、アカデミー賞受賞のせいで不当に低くなってしまう危惧もある。
本木雅弘は言うまでもなく日本を代表する映画俳優。コンスタントに映画に出ている割には地味な作品が多く、もう少し露出を増やしてもいいのではないかと思うくらいだ。もっとも、演じ分けという点では物足りなさも感じさせるが、この作品の大悟のような役を演じさせれば天下一品。広末涼子には期待していなかったが、一昔前のぶっ飛んだイメージを忘れさせる好感の持てる演技だった。そして山崎努と並んで忘れてならないのが笹野高史。彼の存在なくしてこの作品は完結しなかったはず。大悟が父親に再会を果たすラストの直前に、美味しいところをごっそり持って行った。
本人にその意識はないと思うが、伊丹十三や周防正行の作品に並ぶ、日本映画の得意とする「HOW TO」映画である。
人生の意味である、真・善・美を考えさせられた。
3人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
今回、「おくりびと」を観て、以前読んだ業田良家氏の「ゴーダ哲学堂」
を思い出しました。画面を見て何か引きつけられる自分がいる。それは何か
と考えながら、映画を見ていました。
「ゴーダ哲学堂」のあとがきの中で、「人生に意味があるのか」というテー
マについて彼なりの回答が書かれていました。
それは、
人生には真・善・美という意味(価値)がある
→真実を求め、美を愛し、より善く生きる=人間の本性にあった、幸福な生
き方
というものでした。これをこの映画に当てはめてみると、
真・・・生きとし生けるものは必ず「死」に直面する。
善・・・家族や知人を大切にする。故人を偲ぶこと。あの人が生きていたこ
とを忘れずに覚えていること。仕事に対して真剣に取り組む態度。
美・・・あの世への旅立ちのための儀式の美しさ、姿形の美しさ。思い出。
音楽の美しさ。
この3つの要素が散りばめられているので、映画に引きつけられたと思い
ます。他のレビュアーの方がご指摘されているように、職業差別に対する
広末涼子の台詞の違和感やご都合主義の展開などは、少し気になりました
が、それでも真善美の「善」の部分が強く印象に残りました。
仕事を真剣に取り組むことで、「家族」や「生」について考えるきっか
けになるのだと思いました。なかなか普段の生活で「真剣」になることは
ないのですが、
真剣になれる仕事というのはうらやましくもありました。
見終わってから、伊丹十三の「お葬式」と比較をしてみたいと思いました。
批判はわかるが
11人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
たしかに日本の昔からの伝統行事という事でもないが、日本人としておかしな所はなくむしろ感銘を受けた。アカデミー賞を受賞したから見たという事に批判するのではなく、ちゃんと映画自体を評価してもらいたい。批判する日本人に見る資格無し。
偏見と戦う人の物語。
9人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
巷では生と死や家族愛をテーマに語られていますが、
僕は偏見と戦う人の物語だと感じました。
納棺師という“人に言えない仕事”をすることになった主人公。
妻には出ていかれ、幼馴染からは後ろ指を指される。
でも一般論として、人が偏見を持つのは対象のことを知らないからです
(世の戦争や人間関係におけるいざこざも大抵そうでしょう。
相手のことを知れば知るほど、攻撃しようという気はなくなるはずです)。
この映画では、偏見を持った人たちが、身近な人物の死を通じて
納棺師の仕事と存在意義を目の当たりにしたとき、理解や共感が生まれます。
そういう意味で、これはコミュニケーションをテーマにした映画だとも
言えるのではないでしょうか。
ピンク映画という“人に言えない仕事”をしてきた滝田監督も
評価されたことで溜飲が下がったことでしょう。
佳作です
7人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
映画をどう捉えるか?
で評価は分かれると思います。
この作品に過度なエンタテイメント性を求めれば肩透かしをくらいます。
と云って文芸作品として観れば、あまり飾りのない空気感にこれまた肩透かしをくらうかも知れません。
賞レースの結果や賞賛の声に容易に踊らされてしまう方には絶対にこの映画はおすすめ出来ません。
人の優しさや暖かさ、それが故の悲しさや弱さ強さ。それを感じるのは観る人次第です。
キャストの方々は皆さん見事でした(…広末さんを除く)。
地味な…ともすれば見過ごしてしまう程の当たり前の演技にこそ「演じるべき人間」が浮き出ます。
巧い表現ほど目立たない、ってのが演技のひとつの極致ですから。
![おくりびと [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51zI%2BbcDJJL._SL160_.jpg)
