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おくりびと [DVD]

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アミューズソフトエンタテインメント
出演/声:
本木雅弘,広末涼子,余 貴美子,吉行和子,笹野高史
発売日:
2009-03-18
価格:
¥ 3990 ¥ 1998~
中古価格:
¥1090~
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カスタマーレビュー

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伝統文化ではありませんからね・・・

By ranaflos,
2009-03-01

185人中、143人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

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 死生観に本気で取り組んだ事には敬服しますが、“納棺師”という言葉は、北海道の一企業である“札幌納棺協会”(飲食チェーン「ポセイ丼」も多角経営中)が、葬儀ビジネスの一環として勝手に名乗り始めた造語であり、仏教との関連性もなく、ましてや日本の伝統文化でも何でもないことにはご注意下さい。
 1954年の青函連絡船“洞爺丸”の沈没事故で、当時生花業を営んでいた創業者が、遺族への遺体の引き渡しを手伝ったことをきっかけに、葬儀業者の単なる一スタッフの仕事に過ぎなかった納棺作業を、あたかも伝統行事かのように“儀式化”することで事業を展開していきました。
 本来は親族の手で行われるべき行為であり、美しい“作法”と言っても、所詮社内独自のマニュアルに過ぎません。“納棺の儀”というパフォーマンスに酔いしれるのも結構ですが、仏様の尊厳を本気で考えるのであれば、もっと親族として直接対面して、最後のひとときを大切にして頂きたいと思います。
 もっとも、本質的なテーマは純粋なものと信じておりますので、本作品への感動を否定するものではありません。伝統的な葬儀法を尊ぶ傾向はあるにせよ、新しい儀式の台頭は、諸行無常の流れの中では当然の事かも知れません。ただ、その中の一つでしかない納棺師という渦を賛否するのではなく、今一度、葬儀を外部委託しているという現状を、死者を弔うという広い視点から捉えて頂きたいと思い、恐縮ながら一石を投じさせて頂きました。